SuMiKa / 松岡住研

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地震に強い家にするための工夫

2021.06.27

いつ起こるのか予測出来ない大地震から命を守るためにも、そして住まいを守るためにも、いかに地震に強い家づくりをするのか?ということは、今の住宅で絶対的に求められる要素となってきます。
もちろんこの点に関しては、多くの住宅会社が様々な対策を講じていっているでしょうし、
弊社でも耐震等級3の住まいを標準的にご提供しています。
 

おはようございます。専務の松岡です
より強い構造体を実現するために、弊社がプラン作成において意識していることについてお伝えしたいと思います。
 
■屋根や壁の重量に注意する
地震によって倒壊した家の多くは古い家ですが、
古い家の多くは屋根に日本瓦が使われていて、それが非常に重いため、
地震が起こった時に躯体がその重さに耐えられなくなり倒壊してしまいます。
もちろん、今の家は屋根が軽量化されているので、
屋根の重さを原因として倒壊することはないと思いますが、
たとえ新しくても、太陽光発電を設置する場合は
太陽光パネルが設置される家の南側の耐力がなくなりやすいので、
その点にも配慮した上で、間取り設計を行なうようにしています。
 
■外周面の直下率を高くする
直下率とは、1階と2階で柱や耐力壁の位置が合っている割合です。
この割合が低くなればなるほど、地震に弱い構造となってしまうのですが、
熊本地震で倒壊してしまった新しい家の多くが、この直下率不足だったと言われています。
ですから、間取りプランを考える際には、
階と2階の柱の位置、壁の位置、窓の位置などがなるべくそろうようにしていますし、
間取りを変更する時も、柱や壁の位置を意識しながら修正していくようにしています。
また、2階の南側に設けられるベランダも直下率を低くする原因となりますし、
それに、先程の太陽光パネルの重さも加わると、
よりいっそう地震に弱くなってしまうので、
なるべく2階にはベランダをつくらないようにしていますし、もしも2階にベランダを設置するようになったとしても、バランスが悪くならないような作り方をしています。
 
■外周面の耐力壁には構造用面材を使用する
筋交いよりもコストはアップしますが、外周面には構造用面材を使用することで、いくつかのメリットがあります。
まず、構造用面材を使用すれば、筋交いでは施工しにくい窓の上と窓の下にも、
耐震強度をもった壁を施工することが出来ます。
その結果、筋交いの住まいに比べて耐震強度が強くなります。
また、構造用面材を採用する理由の1つに、一瞬の“ひずみ”の少なさがあります。
この“ひずみ”が少なと、地震が起こった場合でも、施工した断熱材に隙間が生じにくくなり、
断熱性能の低下を防ぎやすくなりますし、
大胆な空間も創りやすくなるというメリットがあります。
そして、耐震とは関係ないのですが、構造用面材を採用することにより、
断熱性能を安定させやすいというメリットもあります。
筋交いの場合は、断熱材の量が少なくなってしまうし、
断熱材によっては施工も難しくなり、その結果、断熱性能が低下してしまいますからね。
 
■出来るだけ平屋をご提案する
敷地が許すならば、これが一番安心だと思います。
こうすれば、ベランダもいらなくなるし、直下率も関係なくなるし、
間取りの制約だって2階建てに比べるとずいぶんと少なくなります。
また、屋根を軽くしておけば、上からの荷重も限りなく少なくなるので、
よりいっそう地震に強い構造体になります。
これに加えて、外周面に構造用面材を採用すれば、構造強度も安定するし、
断熱欠損もなくなるし、地震が起こったことによる断熱性能の低下も防ぎやすくなるので、
こういった理由からも、出来る限り平屋をオススメさせていただいています。
生活面においても数多くのメリットもありますしね。
 
 ざっくりとしたご説明ですが、弊社では以上のような点に留意しながら、
間取りプランをご提案させていただいています。
ということで、地震に強い家を建てたいとお考えの方、
また、それにプラスしてお洒落で明るくて暮らしやすい家に住みたいとお考えの方は、
いつでもお気軽にご相談いただければと思います。
 
それでは、、、
 

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