SuMiKa / 松岡住研

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最初は良いが後から困る VS  最初は困るが後は良い

2020.10.29

明確な予算を知ることなく土地探しをすると、 あっさりと土地を購入することができます。 なぜなら、予算をそれほど気にせず、 住みたいと思うエリアでより条件の優れた土地を、 迷わず購入することができるからです。   となれば、トントン拍子であなたの家づくりは進んでいき、 早ければ、土地の契約から半年後には、 新築の家で楽しい新生活を送ることができるようになります。   しかし、この流れで家づくりを進めた場合、 多くの方が、毎月のローン負担増による生活苦に陥ってしまったり、 家の予算が全くとれなくなってしまい、 テンションが上がらない妥協だらけの家に 住まざるを得なくなってしまったりしてしまいます。   つまり、後々なんらかのしわ寄せが、 あなたにのしかかってくる可能性が高くなってしまうということです。   おはようございます。 専務の松岡です。   例えば、あなたが希望するエリアで販売されている 土地の価格が坪20万円で、販売面積が50坪だったとして、 50坪ではなんだか狭い気がして、 不動産屋さんにお願いして、 土地の広さを60坪に広げてもらったとしましょう。   となると、土地代金は1200万円ということになってくるのですが、   土地購入においては、ネットや雑誌などに表示されている費用以外にも、 仲介手数料、固定資産税精算金、登記代、境界費用、 排水負担金、水道加入金といった別途費用が必要になってきて、 これらの費用が100万円前後必要になってくるので、 この土地を購入するにあたり約1300万円が必要になってくるということになります。   ここで、予算のことについてざっくりと考えてみたいと思いますが、 もしあなたが、家づくりで準備できる自己資金が300万円として、 毎月これだったら払えるだろうなーと考えている金額が70,000円だとしたら、 あなたの家づくりの総予算は2800万円~2850万円ということになります。   となると、あなたが土地代以外に使える予算は、 1500万円~1550万円ということになるのですが、 もちろん、これらの予算が全て家に使えるわけではありません…   まず、住宅ローンを借りる時に必要となる 手数料や保証料といった経費を除けなければいけませんし、 火災保険費用や住宅取得にまつわる登記代なども、 すべて除けなければいけません。   また、エアコンをはじめとして、 新築に伴って必要となってくる家電製品もあるでしょうし、 せっかくの新築に合わせて新しく買いたいと思っていたり、 買い替えたいと思っている家具などもあるでしょうから、 そういった費用のことも考えておかないといけません。   さらには、引越し費用やTVアンテナ工事費用などの 雑費のことも考慮しておく必要だってありますし、 もしかしたら必要になるであろう地盤改良費用だって、 予算に組み込んでおかないと、後々困ることになってしまいます。   ですから、これらを差し引いた金額が 家にかけられる予算ということになってくるんですよね。 これらの費用は、人によって異なってくるので、 この費用の算出が資金計画では非常に大切なポイントになってくるわけですが、 ここではざっくり200万円の予算を計上してみることにしましょう。   となると、家に費やせる予算は、 1300万円~1350万円ということになってきます。 しかし、この費用を全て家に費やせるわけではありません。   というのも、家を建てるとなると、 庭の工事もしなければいけないですし、 家によったらたくさんのカーテンを設置しないと、 外から丸見え過ぎてずいぶん住みにくい家になってしまいますからね…   そして、庭の工事予算として120万円を計上し、 カーテン費用として30万円を計上したとしたら、 家そのものに使える予算は、 1150万円~1200万円ということになってしまいます…   こうなれば、選択肢は2つしかありません。 1つが、もっともっと借入金額を増やすという選択肢。 そしてもう1つが、その予算で家を建てている住宅会社を探すという選択肢です。   前者を選択した場合、 おそらくあなたの毎月の返済金額は、 20,000円~30,000円は高くなってしまうことでしょう。 つまり90,000円~100,000円もの金額を毎月支払っていくということです。   あるいは、それがキツいとしたら、 金利が安い変動金利を選択し、 80,000円~90,000円の抑えるようにすることもできますが、 この選択をしてしまうと、将来的にもっと返済負担が高くなってしまうので、 とてもじゃないけどオススメできることではありません。   後者を選択した場合は、不動産屋さんが提携している いわゆるローコストビルダーにお願いするしか選択肢はなくなるでしょう。 となると、デザインや性能がどんなものなのかは、 あなたにも容易にご想像がつきますよね?   いかがでしょうか? これが、予算を明確にしないまま土地を購入してしまった時に、 起こってしまうかもしれないリスクです。   確かに、予算を明確にしないまま土地を探した方が 土地の選択肢は増えるでしょうし、 あなたが望む土地を購入することができるようになって トントン拍子で家づくりを進めやすくなるでしょう。   しかしその反面、 こういったリスクを抱えているという現実があることも しっかり理解いただいた上で、 土地探しをするようにしていただければと思います。   とはいえ予算を明確にした場合、 それはそれで、どうしても土地探しが難しくなってしまうので、 一長一短なんですけどね…   それでは、、、

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